MRワクチン 今春小学校に入学予定の方は3月31日までにMRワクチン第2期を必ず受けてください。
月・水の午後3時~5時 及び 通常の診療時間
ただし診療時間は混雑時はお断りすることもありますのでご了承ください。
予約は不要です。都合のいい時間帯にお越しください。
ここ数年の間にいくつかの新しいワクチンが開始されておりかなり繁雑になっています。
かかりつけの小児科医に相談されればスケジュールを組んでもらえますから、ぜひ一度相談してください。
インフルエンザ菌(Hib)、肺炎球菌は小児の細菌性髄膜炎の原因菌で、死亡も含めて重篤な結果を引き起こす原因菌です。先進国の多くでは既に定期接種に組み込まれており、それらの国々では病気自体が無くなりつつあります。
日本でも公費で接種を受けることができるようになりました。
時期は生後2か月からですが3か月からの参4種混合とも重なりますので、かかりつけ医と相談してスケジュールを組んでください。
なお接種するワクチンが増えたため一度に二種類あるいは三種類のワクチンを同時接種しますが、この方法は世界的には一般的な方法で日本小児科学会でもこれを推奨しており心配はいりません。
子宮頸癌はウイルス性の癌で、ワクチンにより約7割が予防できます。
現在中学1年生から高校1年生に相当する女子は公費で接種できますので、ぜひ受けるようにしてください。
なお現在2価と4価のものがありますが、2価は頸がんを引き起こす2タイプのウイルスに対してのものであり、4価はそれに加えて上皮内腫瘍や尖形コンジローマに対する抗体も作ることができます。ただし頸がんに対しては2価の方が抗体価が上がりやすいという意見もあり、どっちがいいかということは難しい問題ではあります。当院では4価を使用しておりますが、詳しくは医師等にお尋ねください。
なおこのワクチンは副反応が社会問題となり現時点では厚労省も積極的勧奨はしておりません。しかし接種が停止されてるわけではありません。報告されている副反応も詳細に調べたらワクチンとは無関係の例も多く含まれており関係性も疑問視されています。同じワクチンは世界中で実施されていますがこのような問題は日本以外では発生しておりません。子宮頸がんの好発年齢が20代から30代にかけてということを考えると接種することのメリットの方が多いと考えております。
以前は三種混合ワクチンでしたが今はそれに不活化ポリオワクチンを加えた四種混合ワクチンとなっております。
1期(4回)はもちろんですが2期も忘れずに受けてください。2期は9歳から13歳未満に接種しますが京都市では小学6年生の時期に学校から接種のお知らせと予診票が配布されます。しかし私立の小学校では実施されませんので私立の小学校に通学されてる方はかかりつけ医に聞いてください。
現在は単体ワクチンは実施されておりません(四種に含まれております)。
激しい下痢を来すロタウイルス感染症のワクチンです。生後2カ月から8カ月の間に3回接種します。なお2回接種のタイプもありますがこれは2回目を生後6か月までに済ませてください。
集団発生する傾向がありますので、有料ではありますが保育園等に預ける予定がある場合はぜひ受けてください。